これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

花器官数の頑健性とばらつきを生み出す発生基盤の理論的探究

Kitazawa,Miho(2014)[Theoretical Approach for the Developmental Basis
of the Robustness and Stochasticity in Floral Organ Numbers]

 

理由

博論シリーズ3

 

論文構成

1.総説

2.花器官数の発生モデル

概要・導入・背景・モデル・数値シミュレーションの結果・解析結果・議論・今後の計画・ここまでの結論

(雑誌論文のIntro Methodが導入・背景などに分割されている。We→I。)

 

3.キク科とキンポウゲ科の花集団における変異曲線と統計量

概要・背景・方法・結果・議論・ここまでの結論(Abstが雑誌論文と違う)

 

4.花器官数の変異曲線の統計モデル選択

概要・導入・方法・結果・議論・今後の問題・ここまでの結論

(雑誌論文とほぼ同じだけど章の表題とかが変わっている)

5.全体的な結論と章間の関連

 

付録(なんか50ページくらいある)

A.被子植物の気部の形態

B.側線器の発生

 

雑記

つまり博論というのは、二本論文を書いてうまいことまとめればよいんだな。要するに早めに論文を書けってことなんだな