これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

トリプシン阻害剤を発現するトランスジェニックのコメはテッポウムシ、ニカメイチュウに対する抵抗力をもつ

Mochizuki, A;..;Ohashi, Y(1999.11)[Transgenic rice plants expressing a trypsin inhibitor are resistant against rice stem borers, Chilo suppressalis]

 

理由

もちシリーズ12

 

概要

迅速なマメトリプシン阻害剤 WTI-1Bを指定するmwti1bという人工的な遺伝子がイネというコメ植物に導入され、発現してきた。トリプシン阻害剤を発現しているコメ植物のタンパク抽出物は生体外で深刻な害虫であるテッポウムシ、ニカメイチュウの幼虫の腸タンパク質分解酵素を阻害する。全体のタンパク質の1 ng/10 mu g以上のWTI-1Bを発現しているトランスジェニックコメ植物で育った幼虫の成長は非トランスジェニックの対照植物と比較して有意に知能の発育が遅かった。

 

雑記

やっと遅れをとりもどせた・・・。