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生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

フィブリノーゲン関連ドメインの構造的・機能的多様性

Russell F.Doolittle(2016.7)[The Evolution of the Immune System Conservation and Diversification]

 

理由

免疫の進化シリーズ 第11弾

 

概要
チャプター11

フィブリノーゲン関連ドメイン(FReDs)は動物界に広く普及しており、ほとんど細胞外タンパク質C末ドメインとして生じ、そこでは機能的に素晴らしい多様性がある。ほとんどFReDsは他の部分、すなわち外敵や宿主どちらかに発生するC末サブドメイン上のよく定義された空洞と結合する。実験結果とシークエンスデータによって、特別な機能がバイオインフォマティク解析だけに基づいて推論される可能性があることが示された。その考察は、隣のドメインの性質とアミノ酸配列変化における割合、パターンを含む。非常に特異的な機能を持つFReDsはゆっくり変化しているが、免疫もしくはと非自己反応に関与する特異的な機能は、これらの構造の重要な領域にいて配列多様性を示す傾向がある。多くのフィコリン、コラーゲンドメインとFReDの結合体は細菌のペプチドグリカンタンパク質表面に生じる種類の小さなアセチル化分子に結合することが知られている。コラーゲンドメインが無いが、同様の特性を示すFReDsのグループはプロトフィコリンと表される、それらは動物界を通じてFReDsの拡大の開始の最初の候補である。

 

雑記

予定が詰まりすぎてなんとも心が落ち着かない、1月ほどぼんやりと暮らしたい