これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

Rhoと微小管駆動型対称性の破れによる細胞壁パターンの開始

Yoshihisa Oda; Hiroo Fukuda1(2012.9, Science)[Initiation of Cell Wall Pattern by a Rho- and Microtubule-Driven Symmetry Breaking]

 

理由

Biological pattern formation の論文

 

概要

特定のパターンのある細胞壁が植物細胞の形を決定する。しかし、細胞壁パターン形成の開始の根底にある重要なメカニズムはまだ解明されていない。再構成アッセイを用いて、ROPGEF4とROPGAP3が、木部細胞における二次細胞壁の明確なパターンを作成する植物細胞のRho GTPase ROP11の局所活性を調節することを明らかにした。活性化したROP11はMIDD1を引き寄せて、皮質の微小管の局所分解を誘導する。逆に、皮質微小管はMIDD1を通じて細胞膜から活性ROP11を除去する。このような活性ROPドメインと皮質微小管との成熟した阻害的な相互作用は二次細胞壁の明確なパターンを作成する。このRho基盤の制御メカニズムによって、植物細胞の形を形成するために植物細胞がどのように細胞壁パターンを開始し調節するかが示された。

 

雑記

旅先で会ったすれ違いの関係の人間に、LINEを聞いてくるな