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生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

シロアリの巣における柱、壁、王室部屋の出現のモデル

E. Bonabeau;...;S. Blanco(1998.10, Philos Trans R Soc Lond B Biol Sci.)[A model for the emergence of pillars, walls and royal chambers in termite nests]

 

理由

"mathematical model" "pattern formation"

 

概要

Deneubourgによるシロアリの巣における柱の出現の単純なモデルを、元のモデルの同質性を破るいくつかの追加特徴を誘導するように修正する。(i)特定の方向に沿ってフェロモンの分子を動かす対流の空気の流れ(ii)特定の方向における各個体の正味の流速(iii)よく定義された自己維持的なフェロモン追跡(iv)継続的にフェロモンを放出する女王の存在の効果を示すフェロモンのテンプレートなどの特徴である。ここでは、特定の状況下で、柱が壁や廊下や部屋に変化すること、またこの変化はシロアリの行動における変化によって起こることではないことを示す。個別のレベルでの同じ応答は、異なる状況下で異なるパターンを作り出すことができ、以前の構造は最近の建築状況を修正するため、巣の複雑性は、歴史依存的な構造を進行的に作成する形態発生過程の広がりの結果であるという仮説を立てる。

 

雑記

予定がないとはいえ、平日に12時に起きると流石にちょっと悲しくなる