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生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

化学系と生物系における空間パターン形成

Philip K. Maini;...; Helene Nguyen Phong Chau(1997, Journal of the Chemical Society, Faraday Transactions)[Spatial pattern formation in chemical and biological systems]

 

理由

Pattern FormationのMathematical model

 

概要

発生生物学における中心的な問題のひとつは、胚のなかでの空間パターン形成である。大量の理論がこの現象を説明するために提案されてきた。最も広く研究されているものは反応拡散理論であり、これは最初に化学的なプレパターンが反応し拡散性の化学物質の系によって築かれ、細胞がこのプレパターンにそれぞれに分化することで応答することを提案している。チューリング構造として知られるこのようなパターンは最初に化学系でつい最近発見された。この総説記事は反応拡散系理論の化学系への応用とそれから大量の生物学的応用を考える。

 

印象的な図

ベロウソフ・ジャボチンスキー反応の時空間パターン

(a)target pattern (b)spiral pattern

 

雑記

嵐の中、ちょっといい紅茶をいれてのんびりしていると、人間であることの優越感を感じる