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生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

ルテニウム触媒のベロウソフ-ジャボチンスキー反応における時間的振動と波におけるアセトンの影響

Titikan Somboon;...;On-Uma Kheowan(2015.1, Phys. Chem. Chem. Phys.)[The effect of acetone on the dynamics of temporal oscillations and waves in the ruthenium-catalyzed Belousov–Zhabotinsky reaction]

 

理由

螺旋とか環状のパターンを勉強するためにBZ反応のパターンを学ぶ

 

概要

ルテニウム触媒のベロウソフ-ジャボチンスキー(BZ)反応において生じる時間的振動と時空間パターンにおけるアセトンの影響をクローズバッチシステムにおいて調査した。時間的振動と波の周期はアセトン濃度の上昇とともに減少する。アセトンが低い濃度(0.01-0.05M)の時には、振動と波の両方の寿命が延長された定常波パターンが観察される。しかしながら、高い濃度(0.1-1.00Mアセトン)の時、寿命が短くなり、異常なパターンが形成される。Ru(bpy)32+触媒BZ反応の波の感光性は全てのアセトン濃度で同じであった。結果を提案された反応メカニズムの観点において議論する。

 

印象的な図

Fig5. 正常波と異常な波の時空間パターン

 

雑記

もう少し楽しそうに生きてもバチは当たらないのでは?と思えてきた