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生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

ヒトにおける血中グルコースを最小化する口腔グルコース接種パターンの論理デザイン

Masashi Fujii;...; Shinya Kuroda(2019.2, Systems Biology and Applications)[Logical design of oral glucose ingestion pattern minimizing blood glucose in humans]

 

理由

黒田先生シリーズ2

 

概要

食後の血中グルコースレベルの過剰な増加は大血管障害のリストを増加させ、その上食後の血中グルコースレベルを増加させない方法は達成されている。しかしながら、食後の血中グルコースレベルを調整する飲食接種パターンの論理デザイン方法はまだ設計」されていない。ここでは、3人の健康な被験者における口腔グルコース接種による血中グルコース調節の数理モデルを構築し、30分間隔を開ける接種が、血中グルコースレベルの最大ピーク値を最小化する最適グルコース接種パターンであった。この間隔パターンが血中グルコースレベルのピーク値を一定に減少させることを被験者で確認した。インスリン最小化パターンも予測し、グルコース最小化パターンと同じ30分間隔の接種が最適であることを発見した。これらを合わせて考えると、これらの結果から、インスリン濃度を増加させるよりもむしろインスリンのピーク値を抑制することでグルコース最小化が達成されることが示された。この方法は最適食事接種パターンを設計するために応用されうる。

 

雑記

論文読んで、研究について考えて酒をガハガハ飲む、そんな生活をずっと続けたいのに