これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

花粉の細胞壁パターンは変調期から生じる

Asja Radja;...;Alison M. Sweeney(2019.2, Cell)[Pollen Cell Wall Patterns Form from Modulated Phases]

 

理由

だいぶ前に野外実習やってるときに花粉の形って面白いねって話をしてたので

 

概要

花粉粒の華やかな幾何的な細胞壁は数十年間科学者を触発してきた。細胞外空間における初期の均一な多糖類層が、機械的に細胞膜と共役しており、この段階は変調期とは空間的に分離している生物物理学モデルによって、これらのパターンの進化した多様性が完全に再現されることが示された。実験によって、生細胞において生じるこの過程が解明された。現存種の10%以下においてこの段階の分離は発生の間に平衡に達し、個々の花粉粒は同一的かつ完全に再現可能であることを観察する。約90%の種は個々の粒が類似するが不正確なコピーであるような平衡に先立ってこの過程の制限を受けた。平衡パターンは種子植物の進化の間に複数回出現したが、これらの段階は選択に好まれなかった。パターン出現のこの枠組みによって、細胞壁と昆虫のキューティクルのような他の選択された構造の表面の質感を合理化する方法が与えられる。

 

印象的な図

Fig1. 平衡理論によって生成された花粉パターン

 

雑記

人生を危険に晒しているので、発表前日に消費期限が切れた食パン食った