これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

動物の群れの動的な側面:Swarms, schools, flocks, and herds

Akira Okubo(1986. Advances in Biophysics)[Dynamical aspects of animal grouping: Swarms, schools, flocks, and herds]

 

理由

マレー数理生物学入門 第11章「反応拡散、走化性、非局所メカニズム」の参考文献

 

概要

動物の群れの形成は、群れの形成時に大量の動物個体が移動に関与する自然現象である。例は虫の群れや魚の群れである。この論文の目的は、単純な拡散やランダムをーくとは異なるものとして、運動学的に群れのそれぞれの移動を記述し、動物の移動の基本的な動態に基づく群れ形成をモデル化し、移流拡散過程の観点から群れを解釈することである。また、群れサイズの分布の動的なモデリングが、群れの合併と分散の結果であることを示す。

動物の群れの例の詳細は以下の通りである。虫の群れ(swarm)や動物プランクトンの群れ(swarm)魚の群れ(school)、鳥の群れ(flock)そして哺乳類の群れ(herd)である。ここ0で示す数理モデルをこれらの動物の群れと比較した。

 

雑記

英語圏でも魚の群れは[school]のようだ。日本にも「めだかの学校」という歌があるが、偶然の一致っぽい。それにしてもなぜ魚だけ[school]なんだろう。鳥のように飛び回るんじゃなくて、同じところに固まってるのが授業っぽいから?だとしたら虫とかもschoolで良さそうなのに

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp