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生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

関節リウマチを理解するための定量的予測的なモデリング方法:短いレビュー

Fiona R. Macfarlane;...;Raluca Eftimie(2019.12, Cells)[Quantitative Predictive Modelling Approaches to Understanding Rheumatoid Arthritis: A Brief Review]

 

理由

自分の研究発表で使う数式化の参考に

 

概要

関節リウマチは主な公衆衛生の問題である慢性自己免疫疾患である。この症状は滑膜性関節と軟骨侵食の炎症が特徴的である。これは慢性的な痛みや生活の質の低下、そして時には死に至ることがある。症状の進行の裏にある生物学的背景を理解することと、多様な治療の存在/非存在下での症状の進行を定量的に予測する方法を開発することは、治療方法の成功に重要である。本研究の目的は、関節リウマチを理解するための多様な定量的な予測モデリング方法をまとめることである。この目的のため、この症状の生物学といくつかの最近の治療方法を短く議論し、この分野でのいくつかの残っている問題を強調することから始める。次に、これらの残っている問題のいくつかを解決するための多様な数理機械的モデルをまとめる。この症状の進行の裏にある生物学的メカニズムを調べるモデルだけでなく、多様な薬剤治療の薬物動態や薬力学モデルを議論する。さらに、治療コストを最適化する一方で、症状と潜在的な合併症の進化を考慮するモデルに焦点を当てる。

 

印象的な図

Fig3 抗炎症と炎症性サイトカインの関係 式2a 2bが対応

 

雑記

寒くなり、また起きれなくなってきた