これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

再構成可能な生物の設計の実現可能な道筋

Sam Kriegman;...;Josh Bongard(2020.1, PNAS)[A scalable pipeline for designing reconfigurable organisms]

 

理由

ラボセミナーで出てきておもしろそうだったので

 

概要

生物はかなり頑健、多様かつ複雑、そして作られたどの技術よりも人命に協力的である。しかしながら、新しい生命体を作成する能力は、存在する生物を変えるか、生体外でオルガノイドを作成することに現在限られている。ここでは、機能的な新しい生命体を作るための実現可能な道筋を示す。AI法によって、何らかの要求された機能を示すような計算機内の多様な候補の生命体が自動的に設計される。そして細胞に基づいた構成ツールキットを用いて、移管可能なデザインを設計し、予測された行動をもつ生物系を実現する。この道筋の段階のいくつかはまだ人工的に介入する必要があるが、将来的には完全に自動化することで、幅広い機能を持つ特異的かつオーダーメイドの生物系を設計し、展開する方法が確立するだろう。

 

印象的な図

Fig4. 計算機シミュレーションから生体への移管

 

雑記

どうして皆、こんなに面白いことが思いつけるんだろう