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生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

ホタルの古代の成長の復活

Y. Oba;...;T. Shirai(2020.12, Science Advances)[Resurrecting the ancient glow of the fireflies]

 

理由

Twitterで流れてきた

 

概要

ホタルの生物発光の色は、ルシフェラーゼの構造によって決定される。ホタルのルシフェラーゼ遺伝子は30種以上で単離されており、これらは緑からオレンジ、黄色まで幅広い色を生み出す。ここでは、7種の祖先的なホタルのルシフェラーゼ遺伝子を再構成し、組換えタンパク質の酵素的特性を特徴化し、祖先的なホタル科から遺伝子の結晶構造を決定した。結果から、最後の共通のホタル祖先の合成ルシフェラーゼは、酵素におけるルシフェリン分子における空間構造によって生じる緑色を示すが、ホタルのルシフェラーゼの元の機能である脂肪酸アシル-CoA合成活性は、交換において消失する。知られている全てのホタルの種は約100万年まえに生じた共通祖先から、幼虫において生物発光を行う。これらを合わせると、我々の発見から、白亜紀中期の森の中で、ホタルの共通祖先は、夜間の捕食に対する警告色を示すという元の機能のトレードオフを介して緑色のルシフェラーゼを進化させたことが提案された。

 

雑記

博論に苦しむD3の隣でアジカンのリライトを流して怒られる、などして遊んでいる

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