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シェーグレン症候群の患者における葡行性迂回状紅斑様の紫斑

Miyuki Fukunaga:...:Yukari Okubo( Case Rep Dermatol., 2017.6)[Erythema Gyratum Repens-Like Purpura in a Patient with Sjögren Syndrome.]

 

理由

自分の研究関連

 

概要

シェーグレン症候群(SS)における紫斑の疫学には、クリオグロブリン血症、高ガンマグロブリン血症、そして白血球破砕性血管炎(LCV)が含まれる。SSと関連するLCVの臨床症状は、明白もしくは不明瞭な紫斑と蕁麻疹性血管炎で構成される。ここでは、リウマチ性関節炎とSSの62歳の女性における葡行性迂回状紅斑様(EGR)の紫斑が現れるLCVの症例を報告する。EGR様の皮疹は、拡大する同心パターンと、合成してシマウマのようなパターンもしくは木目のパターンを形成するのが特徴的である。これは多様な自己免疫症状に見られる可能性がある。しかしながら、SSにおけるEGR様の発疹はかなり稀である。拡大パターンに基づいて、この症例におけるEGR様紫斑は、SSを伴う蕁麻疹様血管炎によって誘発されたと結論付けた。

 

印象的な図

Fig1. 同心パターン

 

雑記

雨の日は、ねむい