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子供の乾癬:1262症例の臨床総説

Morris A; ...Williams K. (2001.5, Pediatr Dermatol.)[Childhood psoriasis: a clinical review of 1262 cases.] 

 

理由

博論の参考文献

 

概要

我々の目的は、従来の用語と紅斑の場所と特徴に基づく追加カテゴリーを組み合わせた分類系を用いて、三次医療小児皮膚科に来院した一連の患者に見られた乾癬の種類を記述することである。1981年から1995年にオーストラリアシドニーのロイヤル アレクサンドラ小児病院の皮膚科に継続的に来院した合計1262人の患者を、臨床時点での乾癬のパターンに基づいて記述、分類した。記録した他の情報には、家族歴、顔面病変、そして乳児における乾癬種のおむつかぶれの既往歴が含まれる。子供の年齢は1か月から15歳である。性別分布は等しく、家族歴は71%と高い割合であった。26%の子供が乾癬性おむつかぶれの既往歴を持ち、38%の子供が顔面病変を示した。尋常性乾癬がすべての中で最も頻繁な種類であり、430人の患者(34%)に見られた。345人の子供が2歳以下であり、これは現在、この年齢層の小児乾癬としては最大である。拡大を伴う乾癬性おむつかぶれとして定義されたものが、2歳以下のグループにおいて最も頻繫な乾癬の種類であり、155人(45%)の患者が見られた。この大規模なシリーズから小児期における乾癬の所見に関する情報が提供されるが、これまであまり記述されなかった幼児期グループの調査に特に有効である。ここで用いた分類を、特に将来の記述的研究に関連する子供の乾癬を記述する実用的な方法として提案する。

 

印象的な図

Fig.13 環状の非膿疱性皮疹の広範囲の発疹を伴う環状乾癬

 

雑記

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