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生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

遺伝子制御ネットワークにおける定常状態の数の解析的研究

Mochizuki, A(2005.10)[An analytical study of the number of steady states in gene regulatory networks]

 

理由

もちシリーズ10

 

概要

ここでは、遺伝子ネットワークを提案し、数値的かつ解析的方法の両方によってダイナミクスにおける定常状態を研究した。このモデルではmRNAとタンパク質が時間で継続的に変化する。それぞれの遺伝子は転写因子の濃度依存的に転写制御変化させる。連続系モデルの動的ふるまいはかなり複雑で離散モデルのBooleanネットワークとは異なる。このモデルの定常状態の大部分は三種に分類できる。Boolean関数に対応する遺伝子相互作用の大まかな構造は、定常状態のこれらのタイプにおけるそれぞれの遺伝子発現を十分に予測できる。また、ランダムに生成した遺伝子ネットワークで観察される定常状態の2つの主なタイプの予測される数を決定した。これらの式から得られた結果は以前受け入れられた考えと反対する。結果は、遺伝子数も遺伝子間の接続もランダム遺伝子ネットワークにおける定常状態の予想数を上回らないというものだった。定常状態の数はとても少ない。しかしながら自己制御遺伝子の数は効果的にネットワークの定常状態数を増加させる。これらの結果によって遺伝子数の増加は生物内の異なる細胞種の多様性の進化の直接的な駆動力ではないことを暗示する。その代わり、自己制御遺伝子の数は細胞の多様性を優位に増加させるかもしれない。

 

雑記

こういう数理的な勉強もしなきゃいけないんだろうなぁ