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生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

表面での免疫:皮膚免疫系の恒常性メカニズム

Williams IR, Kupper TS.(1996.3, Life Sci.)[Immunity at the surface: homeostatic mechanisms of the skin immune system]

 

理由

博論の参考文献

 

概要

表皮と真皮の複数の細胞集団が協調的に機能することで、皮膚免疫系は個体とその環境との境界で起こる幅広い損傷に対し、素早く効率的に対応できる。角化細胞は皮膚免疫系における防御の最前線であり、角化細胞由来のサイトカインは血液由来のリンパ球の動員や、他の皮膚細胞への信号送信に重要である。サイトカイン調整性の細胞間コミュニケーションによって、皮膚血管に存在する真皮の線維芽細胞や上皮細胞は免疫や炎症反応に関与することができる。皮膚は抗原提示に重要な場所であり、表皮のランゲルハンス細胞や真皮の樹状細胞の両方が、皮膚に入ってくる抗原へのT細胞調節性の免疫応答に重要な役割を果たす。炎症性シグナル経路は、皮膚免疫系の恒常性機能を維持するのに役立つ多様な制御経路によって必ずバランスを取られている。

 

雑記

ついに小学生から使っている学習イスの代わりに、在宅ワーク用のイスを選んだ(未購入)