これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

単純な発生モデルで複雑な昆虫の翅脈パターンを再現する

Jordan Hoffmann;...;Chris H. Rycroft(2018.6, PNAS)[A simple developmental model recapitulates complex insect wing venation patterns]

 

理由

ラボのSlackで紹介されてた

 

概要

昆虫の翅は、通常翅脈と呼ばれる薄い支柱に支えられている。これらの翅脈は昆虫間で多様な幾何的パターンを形成する。多くの昆虫種で、同じ個体の左右の翅でさえ固有の幾何的配列の翅脈を持つが、これらパターンがどのように形成されるかはほとんど知られていない。指紋のような"二次翅脈"の大規模な定量研究を示す。特に精巧な翅脈パターンを持つグループであるトンボ目(トンボとイトトンボ)から232種と17科の翅を集めた。翅脈の幾何的配置の特徴化を行い、二次翅脈パターン形成の単純なモデルを作成した。我々のモデルが、直接関連した翅の昆虫系統群から種の翅脈幾何を再現することができることが分かった。

 

印象的な図

Fig1. 翅の二次翅脈は特異的なパターンを形成する

 

雑記

家では作れない揚げもん、久しぶりに食うとうめぇ